酒田市 K様邸

築100年を経過した古民家にお住まいの酒田市K様邸。

全て新しく建て直すか、古材を生かしながらリフォームするかで相当悩んでおられていましたが、何回かの話し合いの末に先祖代々受け継がれてきた大切な思い出を残しながら、再生しようということに決まりました。

 

▲改修前(玄関)

▲改修後(玄関)

玄関を開けると高い天井と100年前の立派な梁がどっしりと構え、お客様を迎えてくれます。床の間には四季折々の彩りを飾り楽しむことができます。

 

▲改修前(リビング)

小屋裏は物置として使われていましたが、昔、養蚕のための作業スペースだったようで天井が高く作られていました。

そこには立派な梁が構えてありました。

▲改修工事中

約100年分の埃を高圧洗浄してきれいにしました。

リビングの天井を取り外すと高い天井と見事な梁が現れました。

▲改修後(リビング)

ご家族の集まるリビングの一番の見所は、100年間ご家族を見守ってきた大きな梁と柱。

きれいに磨き上げた後自然塗装で丁寧に仕上げて新しい風合いを出しました。

壁は珪藻土(けいそうど)を使った漆喰の塗り壁。漆黒の梁や柱とのコントラストが美しいです。

床暖房を採用しており、以前よりもとても暖かく快適に過ごすことができて「とても幸せだ」とおばあさんがおっしゃっていました。

 

▲改修前(サッシ)

昔ながらの木製建具。隙間風が入ってきて冬はとても寒かったようです。

▲改修後(サッシ)

既存部分は建具を高断熱サッシに交換し、改修部分は新しく開口を設けて高断熱サッシを取り付けました。

 

先祖代々共に暮らし、家族を見守り続けた古民家の再生をお考えの方は、是非サトー建築事務所までご相談を。